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プロ野球

貫禄の7回無失点!東北楽天・岸が「新旧11番対決」を制して自身7連勝!

7回無失点で8勝目を挙げた楽天・岸=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 東北楽天の岸孝之が30日の古巣・埼玉西武戦に先発して7回を3安打無失点の好投。背番号11の後継者である今井達也の前で自身7連勝での8勝目を挙げた。

 「逃げずにしっかりと勝負できたらいいかなと思っていました。無駄なランナーをためないようにしようと思っていましたけど、フォアボールもありましたけど、なんとか0で抑えられたのでよかったです」と岸。12球団最高打率&最多得点を誇る“山賊打線”を相手に立ち上がりから危なげないピッチング。5回まで源田壮亮に許したヒット1本のみに抑えて主導権を握ると、6回2死1、3塁のピンチにも4番・山川穂高をフルカウントからの外角スライダーで空振り三振。狙い通りのボールに、捕手の嶋基宏と同時にガッツポーズを繰り出した。

 「嶋もよくリードしてくれますし、野手のみなさんが守ってくれるので、僕もそれに応えてしっかりと投げるだけだと思っています」と7回を3安打無失点、8個の三振を奪う好投。自身の“後継者”である今井が6回途中5安打6失点で降板する中、“先輩”として貫禄のピッチングで今季8勝目。自身の連勝を7に伸ばした。

 「明日もあるので、暑くなってきましたけど、(応援)よろしくお願いします」と岸。先輩ではあるが、まだまだ働き盛りの33歳。タイトル争いをリードするだけでなく、チームの上位進出も、まだまだ諦めてはいない。