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プロ野球

5回無失点のロング救援!広島東洋・フランスアが来日初勝利!

巨人戦に2番手で登板し、来日初勝利を挙げた広島・フランスア=マツダ【写真提供:共同通信社】


 広島東洋のフランスアが26日の読売巨人戦で2番手として登板し、5イニングを無失点に抑えて来日初勝利をマークした。

 先発のジョンソンは細かい雨の降る悪条件で初回から4失点するなど、3回5失点で降板。味方が逆転した4回から登板すると、8回まで巨人打線を1安打無得点に抑えた。「先発の可能性もあったが、リリーフでの登板もあるかもしれないと言われていた」というフランソワは、「5イニングを投げるのはそんなに難しいことではなかった。追い込んでから三振が取れたのでよかった」と自らの投球を振り返った。雨での中断もあったが「プレートが滑って難しいところはあったが、あとは大丈夫だった」と影響はなかったとし、「初勝利はドリームだったので嬉しい。最高です」と来日初勝利を喜んだ。

 今季は育成としてスタートしたが、5月に支配下登録をされ、6試合目の登板で初勝利をつかんだ。初のお立ち台では、鈴木から水をかけられ「知っていたけど、いきなりだったのでびっくりした」と笑った。リリーフ陣が崩壊状態となり先発、リリーフ兼用の左腕は救世主とも呼べる存在になり得る。途中出場で捕手を務めた會澤が「投げっぷりがよかった・フランキーが本当に頑張ってくれた」と手放しで喜び、緒方監督が「本当によく投げてくれた」と称賛したドミニカンが、投壊状態寸前だったチームを活気付ける存在になる。