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プロ野球

千葉ロッテ・石川が交流戦4勝目&リーグトップ8勝目!

8勝目を挙げ、タッチを交わすロッテ先発の石川(中央)=甲子園【写真提供:共同通信社】


千葉ロッテの石川歩が19日の阪神戦に先発し、5回5安打1失点でリーグトップに並ぶ8勝目を挙げた。

 5月15日の敗戦を最後に、目下4連勝で迎えた敵地・甲子園での登板。「マウンドがあんまり良くなくて、投げづらかった」と言いながら、序盤2イニングを無安打と順調な立ち上がりを見せると、3回1死2、3塁のピンチも後続を抑えて無失点。3点リードで迎えた4回に2死1、2塁から髙山俊にタイムリーを浴びたが、「まぁ、1点はいいかなと思って、投げてました」と動じることなく、5回2死2塁の場面で福留孝介をストレートで3塁ファウルフライに仕留め、余裕を持ってリリーフ陣にバトンを渡した。

 序盤から打線の援護をもらい、5回でマウンドを降りたために、「今日に関しては本当に、野手の方に感謝したいと思います」と頭を下げた石川。それでも交流戦は4試合で防御率1.01の安定感。2014年の則本昂大(東北楽天)以来、18試合制となってからは初となる交流戦4勝をマークした。

 チームも交流戦をキッカケに浮上。その立役者となった石川は、「交流戦良い形で終われたので、これから乗っていけると思う。巻き返したいと思います」と力強く宣言した。