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プロ野球

雨中で粘りのピッチング!横浜DeNA・飯塚が今季7試合目で待望の初勝利!

今季初勝利を挙げ、ファンとタッチを交わすDeNA・飯塚=横浜【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAの飯塚悟史が18日の埼玉西武戦で5回5安打5四球ながら1失点に抑える粘りの投球で今季初勝利を挙げた。

 プロ3年目の昨季にプロ初勝利を挙げた飯塚。今季は開幕ローテーションの一人として期待されていたが、ここまで勝ち星には恵まれなかった。そしてこの日は5月22日以来のマウンド。強力な埼玉西武打線に対し、序盤はややボールが高めにいくケースが目立ち、ヒットや四球で毎回ランナーを背負ったが、要所では集中力高く打者を抑えて得点を与えない粘りのピッチングで味方の援護を待った。

 そして迎えた4回裏、ケガの筒香嘉智に代わって4番に座っている宮﨑敏郎の13号2ランで援護点もらった飯塚は、5回表にソロホームランを浴びるもそれ以上の失点は許さず。5四球と制球に苦しみながらも5回93球1失点でリリーフ陣へバトンタッチ。その後、チームは宮﨑の2打席連続の14号ソロなどで追加点を奪って逃げ切り勝ち。飯塚が今季7度目の先発登板にようやく白星を手にした。

 本拠地で初のお立ち台にたった飯塚は、「本当に苦しいピッチングだったんですけど、チームのみなさんに勝たせてもらいました」と笑み。ラミレス監督も「この勝利が、次のピッチングにいいモチベーションになるはず」とコメント。首脳陣の期待は大きいだけに、次の登板でこの勢いを保てれば、必ず勝ち星は伸びてくるだろう。