ソフトバンクの和田毅投手が6日、ヤフオクドームのすぐそばにある福岡中央特別支援学校を訪問。全校集会に参加して、生徒たちと触れ合った。

■サプライズで招待約束、「できれば自分が投げる試合で」

　ソフトバンクの和田毅投手が6日、ヤフオクドームのすぐそばにある福岡中央特別支援学校を訪問。全校集会に参加して、生徒たちと触れ合った。

　全校生徒219人の呼び声を受けて体育館に姿を見せた和田は、代表の生徒とのキャッチボールや質問コーナーなどでふれあいの時間を楽しんだ。

　最後に生徒の手作り品や花束を贈られた和田は、お返しとして全生徒分の「鷹の祭典レプリカユニフォーム」をプレゼント。さらに、サプライズとして「来年のヤフオクドームの試合にみなさんをご招待します」と伝えると、大きな歓声が上がった。

　今回の訪問は、校長先生から「子どもたちみんながホークスを応援しているので、ぜひ励ましてくれたら」という内容の手紙をもらったのがきっかけ。11月末に手紙をもらった和田が「ぜひお願いします」と球団側と話を進めて実現した。

■「みんな目をキラキラさせていた」

「みんな目をキラキラさせていて、もっと子どもたちと話がしたいという気持ちになった。純粋な笑顔を見ていたら、がんばらないといけないなという気持ちになる」

　全校生徒の招待については「保護者や先生も含めると400人から500人くらいになるのでは」と和田。

「一度に全員というのは難しいかもしれないけど、小・中・高と分けてでも。できれば自分が投げる試合ならいいけど、ローテもあるから。ただ、純粋に野球を楽しんでくれたらそれでいいと思う」

　子どもたちに元気をもらい、これからの自主トレにかけてのトレーニングにますます力が入りそうだ。

藤浦一都●文　text by Kazuto Fujiura