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米専門家が分析、上原浩治の移籍先候補は7球団 Rソックスとの再契約は?


メジャーリーグでは、5日(日本時間6日)に30球団の首脳や代理人が一堂に会す「ウインターミーティング」が開幕する。各球団の補強、選手の去就が一気に決まっていくオフのビッグイベントを前に、ESPNは特集記事を掲載。「全30球団のウインターミーティングのチェックリスト」と題し、レッズやナショナルズでGMを務めた経験のあるジム・ボウデン氏が、全チームの補強ポイントなどを分析している。

■6日にウインターミーティング開幕、FA選手に「興味を持つ」球団は?

 メジャーリーグでは、5日(日本時間6日)に30球団の首脳や代理人が一堂に会す「ウインターミーティング」が開幕する。各球団の補強、選手の去就が一気に決まっていくオフのビッグイベントを前に、ESPNは特集記事を掲載。「全30球団のウインターミーティングのチェックリスト」と題し、レッズやナショナルズでGMを務めた経験のあるジム・ボウデン氏が、全チームの補強ポイントなどを分析している。

 日本人選手では、上原浩治投手、田澤純一投手がともにレッドソックスからFAとなり、前カブスの川崎宗則内野手は日本復帰も視野に去就を決めていくと見られている。特集では、チーム別に「興味を持つかもしれないFA選手」という項目が設けられており、多い球団で10人以上の補強候補が挙げられているが、来年4月に42歳となる上原は7球団でリストに入っている。

 ボウデン氏が、上原に「興味を持つかもしれない」としたのは、 インディアンス、レイズ、ダイヤモンドバックス、ブレーブス、ロッキーズ、マーリンズ、メッツ。いずれもブルペン補強が必須とされている球団だ。

 今季まで所属したレッドソックスでも、ブーン・ローガン、ブラッド・ジーグラー、セルジオ・ロモ、サンティアゴ・カシーヤ、トラビス・ウッド、ネフタリ・フェリスといった救援投手の名前がFA補強の候補として挙がっているが、上原は入っていない。ボウデン氏の見立ててでは、再契約の可能性は低いということのようだ。

■田澤の移籍先候補は4球団

 同氏は、以前もマーリンズの補強候補として上原の名前を挙げていた。実現すればイチロー外野手と初めてチームメートになるだけに、注目が集まるところだ。マーリンズを含め、クローザー候補として上原獲得を目指すチームもありそうだ。

 また、上原と同じリリーフ右腕である田澤は、ダイヤモンドバックス、ロッキーズ、メッツ、ジャイアンツの4球団で名前が挙げられている。上原と重なっていないのはジャイアンツだけだ。クローザーのカシーヤ、セットアッパーのロモとブルペンを支えてきた2選手がFAとなったジャイアンツは、確かに田澤にフィットする可能性が高そうだ。

 アロルディス・チャップマン(カブスからFA)、ケンリー・ジャンセン(ドジャースからFA)、マーク・メランソン(ナショナルズからFA)と、クローザーの「ビッグ3」の去就が決着すれば、救援投手の市場も一気に動き出すはず。ウインターミーティングで日本人投手2人の来季所属チームが決まることもあるのだろうか。

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