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プロ野球

北海道日本ハム・村田が古巣斬りで3勝目!新旧ドラ1対決を制す!

7回途中2失点で3勝目を挙げた日本ハム・村田=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


北海道日本ハムの村田透が31日の読売巨人戦に先発して7回途中4安打2失点の好投で今季3勝目。昨年6月に続いて2年連続の古巣斬りに成功した。

 1勝1敗で迎えた大事なカード3戦目。初回、1死から2番・陽岱鋼に死球を与え、3番・岡本のタイムリーを浴びてあっさりと先制点を許したが、2回以降はストライク先行の攻めのピッチングを展開。読売巨人のドラフト1位ルーキー・鍬原拓也が5回3失点で降板する中、「初回にデッドボールを当てて無駄な失点をしてしまったんですが、後半立て直せて良かった」と7回にゲレーロに1発を浴びるまで危なげない投球で試合の流れを渡さなかった。

 試合後は「追加点を取ってくれたのでどんどん攻めていくことができた。鶴岡さんが凄くいいリードをしてくれた」と女房役の鶴岡慎也に感謝した村田。07年秋のドラフトで大学生・社会人1巡目指名を受けて読売巨人に入団したが、結果を残せないまま3年間のみで戦力外となってアメリカへ。昨季7年ぶりに日本球界に復帰し、6月11日の読売巨人戦(札幌ドーム)でプロ初勝利を挙げた。そしてこの日は東京ドームでの白星。「素直にうれしいけど、まだまだこれで納得してはいけない。もっとチームに貢献できるように頑張りたいです」と今後のさらなる活躍を誓った。