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プロ野球

主砲復活!埼玉西武の山川が猛打賞&14号弾!セ・パ首位対決初戦を制す!

5回西武2死、山川が左越えに本塁打を放つ=三次【写真提供:共同通信社】


埼玉西武の山川穂高が14号ソロを含む3安打2打点の活躍を見せ、広島東洋とのセ・パ首位対決初戦勝利に導いた。

 この日も「4番・ファースト」で先発出場。初回の第1打席、2死2塁から広島東洋の先発・中村祐太の高めに浮いた初球のカーブを強烈に叩いて三塁線を破るタイムリー。4回の第2打席でもヒットを放つと、続く5回の第3打席、同じく中村祐を相手にファウルで粘りに粘った後、「打ったのは真っ直ぐです。打ててうれしい」と12球目をすくい上げ、美しい放物線の末にレフトスタンドへ放り込んだ。

 3・4月に打率.337で11本塁打を放って月間MVPに輝いた山川だったが、5月に入って急失速し、交流戦開幕前までの5月は打率.192で本塁打は2本のみ。主砲のバットが湿るのを同じにしてチームも失速し、3・4月の19勝5敗から5月は8勝13敗と黒星が先行した。だが、交流戦初日のこの日は、そのうっ憤を晴らすように猛打賞&豪快アーチ。主砲の復活とともに“山賊打線”も12安打7得点と爆発。埼玉西武の快進撃が再び始まりそうだ。