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プロ野球

しぶとく2打点&好リード!横浜DeNA・髙城が2安打2打点の大活躍!

楽天に勝利し、タッチを交わすDeNAナイン=横浜【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAの髙城俊人が、29日の対東北楽天戦で、2打数2安打2打点でチームの勝利に貢献した。

 開幕こそ2軍スタートになったが、4月15日に1軍昇格。5月5日が今季初出場となったが、5月後半からはスタメンでマスクをかぶる機会が増えていた。この試合は「7番・キャッチャー」でスタメン出場。3回裏の第1打席では、先制点のきっかけを作る2塁打を放ってチャンスメイク。また、同点に追いつかれた第2打席では、1死2、3塁の場面で、きっちりとレフトへ犠牲フライを放ち、貴重な追加点をもたらした。さらには、8裏の第4打席では1死満塁で内野安打を放ち、この日2打点目を挙げて見せた。

 守っては、先発・ウィーランドを7回2/3を2失点、9奪三振と好リード。その後も、エスコバー、三上朋也、山﨑康晃と3投手のリレーをしっかりとまとめ上げ追加点を与えず、9対2とチームを大勝に導いた。

 交流戦スタートの大切な一戦で活躍を見せた髙城は、「打線がすごくいいので、1点取られても、その次の1点を取られないようにしました」と全体を振り返り、「すごくいい球がきていたので、僕が引っ張ってもらっていました」とウィーランドの好投を称賛。この日の勝利で、貯金1となった横浜DeNA。打線が好調なだけに、投手陣をリードするキャッチャーの役割は重要となってくる。それだけに、髙城の活躍はチームにとって勢いをつけるものになったはずだ。