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プロ野球

3年ぶり弾&今季初猛打賞!北海道日本ハム・杉谷が敵地で大暴れ!

6回日本ハム無死、杉谷が左中間に本塁打を放つ=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 北海道日本ハムの杉谷拳士が25日の埼玉西武戦で今季1号を含む3安打を放った。

 節目となるプロ10年目を迎えた今季。開幕1軍こそ果たしたものの、4月上旬に二軍落ちを経験した杉谷。しかし、4月18日には、1軍昇格を果たし、その後は内外野を器用にこなすユーティリティープレーヤーとして存在感を示し続けた。

 この日は、前日に引き続きセカンドでスタメン出場。打順は7番から6番に上がっていた。その期待に応えたのは6回表。先頭打者として打席に入った杉谷は、代わったばかりの埼玉西武2番手・野田昇吾が投じた初級のストレートを鋭く振り抜いた。高々と上がった打球は左中間スタンド中段に入る今季第1号ソロに。実に3年ぶりとなる一発で、貴重な追加点を演出。これで勢いに乗った杉谷は、6回裏の守備でファインプレーを見せただけでなく、第4、第5打席でもヒットを放ち、今季初の猛打賞というおまけもつけてみせた。

 チームも4番・中田翔の2試合連続ホームランや、7番・清宮幸太郎のバースデータイムリーなどで計8得点を奪って首位西武に快勝。ヒーローインタビューで杉谷は、「感触はすごくよかったです。このところ積極的にいけてなかったので、自分の持ち味を出せた打席だったと思います」と一発を放った打席を振り返った。

 ムードメーカーらしい活躍でカード初戦の勝利に貢献した杉谷。この雰囲気を明日、明後日に活かすことができれば、敵地で3タテの可能性も高まる。