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豪快弾で通算150号!横浜DeNA・筒香が球団最年少の26歳5カ月で達成!

中日に勝利し、笑顔で通算150本塁打の記念ボードを掲げるDeNA・筒香=横浜【写真提供:共同通信社】


横浜DeNAの筒香嘉智が24日の中日戦で通算150号本塁打となる決勝本塁打を放った。

 2点ビハインドの3回だった。ロペスの同点2ランの後、中日の先発・吉見一起の134キロの内角スライダーを豪快にすくい上げ、2者連続となる本塁打をライトスタンド上段に放った。「前にチャモ(ロペス)がものすごいホームランを打ったので、その勢いに便乗した」という一発。ラミレス監督が「しっかりファーストストライクから準備ができていた。3球で逆転できた」と振り返ったように、安打で出塁した2番のソトから3番ロペス、4番筒香と、いずれも初球をとらえた逆転劇だった。

 今季は開幕からなかなか調子が上がらず、ここまで打率.260と不本意な成績の筒香だが、5月18日からの巨人3連戦では3試合連続で本塁打を放ち、20日には1試合3本塁打を記録するなど一気に調子を上げてきた。そして、この日の今季12号本塁打は通算150号のメモリアルの一発で、26歳5カ月での達成は球団最年少の記録。2015年に23歳の若さでキャプテンに就任し、今季で4年目となるが、現在ではチームの中心にとどまらず、球界を代表する4番打者に成長。区切りの一発にも「試合に勝つことが一番なので、勝てたことが嬉しい」と自らの記録よりもチームの勝利を喜んだ。

 ラミレス監督が「打つとチームが盛り上がる」と絶大な信頼を受ける筒香。悲願である「横浜でリーグ優勝、日本一」へ向け、球団史を塗り替え続けるスラッガーの爆発は不可欠だ。