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プロ野球

阪神・ロサリオが値千金の決勝打!“オレンジ髪”で不振脱出へ!

8回、決勝の2点二塁打を放ち、ガッツポーズする阪神・ロサリオ=甲子園【写真提供:共同通信社】


 阪神のロサリオが24日の東京ヤクルト戦でチームを勝利に導く決勝打を放った。

 これぞ4番の仕事だった。8回まで0対0の投手戦。ロサリオも3打席凡退していたが、8回2死1、2塁で迎えた第4打席で、東京ヤクルトの3番手・近藤一樹の1ボールからの2球目、いい形で打てたのですごく気持ち良かった」と外角へのスライダーが高めに浮いたところを逃さずに捉え、センターの頭上を越えて外野フェンスに直撃する2点タイムリー2塁打。「最高の気分!こうやってみなさんの前でヒットを打ててチームに貢献できた最高の気分です」と渾身のガッツポーズ。「秋山投手がすごくいいピッチングをしていた。チームとピッチャーを助けることができて本当に良かった」と値千金の一打を振り返った。

 球団歴代助っ人最高年俸3億4000万円(推定)で大きな期待を背負ってチームに加入したが、開幕から不振が続き、5月に入っても最初の13試合で打率.135と低迷。打撃フォームを変えるなどスランプ脱出を目指しながら試行錯誤していた中で、5月18日の中日戦で自身10試合ぶりの1試合3安打を放つと、同22日の東京ヤクルト戦では自身11試合ぶりの4号2ランを放ち、浮上の兆し。前日は雨天中心となったが、それまでの黒髪から金髪に近いオレンジ色に髪を染めて気分転換し、この日の決勝打へ繋げた。「この調子を続けて行きたい」とロサリオ。4番が打てば、チームの勝率はもっともっと高くなるはずだ。