BASEBALL GATE

プロ野球

320打席目で初本塁打!「まぐれが続くように」読売巨人・菅野が豪快弾で5勝目!

5回巨人無死、菅野が左越えにプロ初本塁打となる勝ち越しソロを放つ=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


読売巨人の菅野智之が18日の横浜DeNA戦で6回3失点の粘投。連続無失点記録がストップするも自らのプロ初本塁打で今季5勝目を挙げた。

 この試合の前までに27イニング連続無失点を継続し、この日も2回までは無失点に抑えていたが、3回表2死1塁から横浜DeNAの筒香嘉智に2ランを被弾。自己最長タイ(30イニング無失点)目前の29イニングで連続無失点がストップ。直後の3回裏に自らセンター前ヒットを放って続く坂本勇人の逆転3ランへと繋げると、5回表に梶谷に2号ソロを浴びて同点とされた直後には横浜DeNAの先発・石田健大のスライダーを豪快に引っ張って左翼スタンドへ、自身プロ6年目、320打席目での初本塁打を放り込んだ。

 試合後、「いつかは(点を)取られるとは思っていましたし、筒香にホームランを取られた後も、梶谷さんのホームランも防げたと思うので、そこは反省しなければいけないところです」と襟を正した菅野だったが、「ピッチングはあまりよくなかったですが、ホームランはうれしい。外野の頭を越えたと思ったんですけど、入るとは思わなかった。まぐれだと思うので、まぐれが続くように頑張ります」とニンマリ。ピッチングでは6回を投げて2被弾を含む5安打で3失点と“いまひとつ”だったが、自らのバットで打線をアシスト。エースが“二刀流”の働きを見せて自身5連勝での今季5勝目を挙げた。