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阪神・メッセと来季も契約! 同一球団に長く在籍している優良助っ人といえば…

 阪神は29日、メッセンジャー(35)と来季の契約を結ぶことを発表した。

 メッセンジャーは2010年に阪神に加入。1年目は5勝に終わったが、14年に最多勝を獲得するなど、4年連続で2桁勝利を達成した。13年と14年には最多奪三振のタイトルを獲得。今季はチーム最多の12勝をマークするなど、長年にわたって阪神の先発陣を支えている。8年目に突入する来季は、バッキー(62~68年)、ウィリアムス(03~09年)を抜いて球団の在籍最長助っ人外国人となる。

 また、広島のエルドレッド(36)は今オフ、新たに2年契約を結んだ。これで契約が満了となる18年には在籍年数が7年になり、77年から82年までの6年間、広島に在籍したしたライトルを抜いて、球団の歴代外国人では在籍年数が最長の選手となる。

 エルドレッドは12年の途中から広島に加入し、14年には本塁打王のタイトルを獲得。今季は故障でシーズン途中に離脱したが、21本のアーチを描いた。来季37歳を迎えるベテラン助っ人だが、まだまだ頼りになる存在だ。

 その他、ヤクルトのバレンティン(32)も同一球団に長く在籍している外国人選手だ。バレンティンは11年にヤクルトに加入すると、同年から3年連続で本塁打王のタイトルを獲得。13年にはシーズン新記録となる60本のアーチを描いた。

 その後、15年は故障により1本塁打に終わったものの、14年と16年には31本塁打を記録。残留が決まったバレンティンは来季、ラミレスの在籍年数に並ぶ7年目に突入する。

 ちなみに同一球団という枠を外すと、日本で最も長くプレーした現役外国人は、スタンリッジ(38)の9年になる。来季も、長年にわたって結果を残し続けている“超優良”助っ人の活躍にも期待したい。