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移籍後本拠地初勝利!埼玉西武・榎田が粘りの投球で今季2勝目!

7回途中2失点で2勝目を挙げた西武・榎田=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武の榎田大樹が30日の東北楽天戦で6回2/3を3安打2失点と試合を作り、今季2勝目を挙げた。

 開幕2週間前に、岡本洋介とのトレードで阪神から移籍した榎田。移籍後初登板初先発となった12日の千葉ロッテ戦でも6回2失点と好投し初勝利。25日の福岡ソフトバンク戦では中継ぎ登板となったが、2回を無失点に抑え好調をアピールしていた。

 迎えたこの日は、今季2度目の先発のマウンドにして、本拠地・メットライフでの初登板。チームが本拠地で11連勝中という中での登板に「(連勝は)あまり意識せず、自分のピッチングができればいい」とマウンドに上った榎田は、初回に先制点をもらった直後の2回表にウィーラーに逆転2ランを浴びたが、すぐに立ち直り、その後は多彩な球種を駆使しながらコーナーに投げ分け、3回から6回までノーヒットに抑え込んだ。

 この好投に打線も応え、3回裏に秋山翔吾のタイムリーで同点に追い付き、4回裏には栗山巧と秋山にタイムリーが生まれ3点のリードの展開に。榎田自身は、7回途中でマウンドを降りたが、リリーフ陣も反撃を許さずそのままゲームセット。「先制点もらってすぐ2ラン打たれ2失点してしまって、そこから粘り強く投げて勝ち投手になれたので、野手の方に感謝です」と投球内容を振り返った。

 移籍後すぐのチャンスにしっかりと結果を残している榎田。「チャンスをいただけているので、少しでもチームの優勝に貢献したい」と意気込む左腕の、今後の投球にも注目したい。