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プロ野球

各球団最後の「最多勝」は誰だった?


◆ 今季の最多勝は広島・野村とソフトB・和田毅

 今季はセ・リーグが広島・野村祐輔の16勝、パ・リーグは15勝を挙げたソフトバンク・和田毅が最多勝に輝いた。今季は広島とソフトバンクの選手だったが、各球団最後に同タイトルを獲得した選手は誰だったのだろうか。

 パ・リーグを見ると、涌井秀章がロッテ(15年)と西武(09年)の2球団で最後の最多勝獲得投手となっている。その他、15年の日本ハム・大谷翔平、14年のオリックス・金子千尋、13年楽天・田中将大と、5年以内に各球団が最多勝投手を輩出している。

 一方のセ・リーグは、DeNAが93年に野村弘樹が最多勝を獲得したのを最後に誰も受賞できていない。直近では14年に12勝を挙げた久保康友にチャンスがあったものの、13勝の山井大介とメッセンジャーに一歩届かず、リーグ3位の勝ち星に終わっている。

◆ 各球団最後の最多勝獲得投手

<パ・リーグ>
【日本ハム】
大谷翔平 15勝(2015年)

【ソフトバンク】
和田毅 15勝(2016年)

【ロッテ】
涌井秀章 15勝(2015年)

【西武】
涌井秀章 16勝(2009年)

【楽天】
田中将大 24勝(2013年)

【オリックス】
金子千尋 16勝(2014年)

<セ・リーグ>
【広島】
野村祐輔 16勝(2016年)

【巨人】
内海哲也 15勝(2012年)

【DeNA】
野村弘樹 17勝(1993年)

【阪神】
メッセンジャー 13勝(2014年)

【ヤクルト】
小川泰弘 16勝(2013年)

【中日】
山井大介 13勝(2014年)