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侍ジャパン

野村弘樹&里崎智也が“ぶっちゃけ”トーク…早くも来季の優勝を予想?!


 2016年11月23日(水)、“ショウアップナイター50周年に乾杯”~九州の老舗蔵元 篠崎の銘酒「比良松」を楽しむ会~が開催され、トークイベントにニッポン放送ショウアップナイター解説者の野村弘樹氏、里崎智也氏がゲストとして出演。普段の放送では聞くことのできない“ぶっちゃけ”トークで会場を盛り上げた。

 会場には多数の応募の中から抽選で選ばれた31組62人が参加。九州福岡の老舗蔵元篠崎の8代目・篠崎倫明経営企画部長の乾杯の音頭で会場の人々が一斉に乾杯をし、イベントが開始した。

◆ 広島・野村の活躍は○○が良かったから!?

 まず初めに、野村氏が会場に登場。25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島のトークを展開した。16勝を挙げ、セ・リーグ最多勝に輝いた野村祐輔が活躍した理由について問われると「名前が良かった」と即答。「野村克也さんがいて、野村謙二郎さんがいて、僕がいて…」と来場者の笑いを誘った。

 また、“神ってる男”として急成長を遂げた鈴木誠也については、「思い切りが良いですよね。凡打になっても次の打席は打ってくれるんじゃないかと期待を持たせてくれる。ここぞという時に打てる。年々体も大きくなっている」とべた褒め。

 しかし、“神ってる”という表現については、「いざという場面で結果を出せる選手って、地道にどっかで努力してますね。でないと神様は助けてくれない」と持論を展開。自身については「僕は(神様が)見えたことはあったが、降りてきてはくれなかった。『もっと頑張れ』と睨まれました」と続け、会場を沸かせた。

◆ WBC打率4割、優勝正捕手・里崎氏がWBC攻略法を伝授

 続いて登場した里崎氏は、最大11.5ゲーム差をひっくり返し、逆転優勝を飾った日本ハムについてのトークを展開。司会進行の師岡正雄アナウンサーから「まさしく“下剋上”ですね」と振られると、「いや、日本ハムは『下』じゃない。“中の上剋上”くらいじゃないですか」とスタートから“里崎節”炸裂。終始、爆笑トークを繰り広げるも、師岡アナから「そろそろお時間が…」とさえぎられると、「僕のポテンシャルからしたら、時間が少なすぎますね」と不満そうに笑った。

 最後に、野村、里崎両氏が登場すると、話題は来年2月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に。飛ばないと言われるWBC球について、2006年第1回WBC優勝チームの正捕手として活躍した里崎氏は、「僕は4割打ちましたから」と鼻高々。続けて、「僕は外角が得意だったので、いつもより離れて打席に立って、わざと外角に投げさせた。僕も初対戦ですけど、相手も僕のこと知らないですからね」と、高打率をマークした理由を真剣に語った。

 さらに、師岡アナから「どこよりも早く、来年の優勝チームを予想してください」と無茶振りされると、里崎氏は「この前終わったばっかりじゃないですか」と驚きつつも、「ソフトバンクかな。デスパイネがいったら、あいつは打つよ。それにイ・デホが入ることがあれば楽勝じゃないですか。補強次第ですけど」とV奪還を予想。野村氏も「僕もソフトバンクだね。冷静に考えてソフトバンク強そう」と同調した。

 その後、抽選会などを行い会場は大盛り上がり。最後に野村氏が「日本酒を片手に、師岡さんの美声と僕と里崎のハスキーな声をあてに来年も楽しんでいただければ」と締めくくり、開場を後にした。