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プロ野球

中居さんと約束したトリプルスリー 日ハム・中田の打率、本塁打、盗塁成績は?


 21日に放送された「SMAP×SMAP」にゲスト出演した中田翔(日本ハム)は、SMAPの中居正広氏から「トリプルスリーを狙って欲しいな。3割30本3盗塁」とお願いされると、「それだったらいけると思う」と約束した。

 では、中田がレギュラーに定着した2011年以降の打率、本塁打、盗塁の成績はどうなっているのだろうか…。

【11年以降の打率、本塁打、盗塁】
11年:率.237 本18 盗4
12年:率.239 本24 盗5
13年:率.305 本28 盗1
14年:率.269 本27 盗0
15年:率.263 本30 盗1
16年:率.250 本25 盗2

 打率が13年、本塁打が15年、盗塁は11年と12年と、同じ年に達成したことはないが、いずれもクリアしたことがある。

 本塁打は12年以降毎年20本以上放ち、今季も25本塁打を記録した。今季を例に見ると、自身の月間最多本塁打は5本(5、6、8、9月)だった。30本塁打をマークした15年は、5月に10本のアーチを描いており、30本をクリアするためにも本塁打を量産する月を作る必要がありそうだ。

 盗塁は14年に0盗塁だったが、12年に自身シーズン最高となる5盗塁を記録。今季は4番打者と盗塁が難しい打順でありながら、2つの盗塁を決めた。チームの状況次第ではあるが、3盗塁は不可能な数字ではないだろう。

 最も難易度が高いのは、今季.250に終わった打率といえそうだ。打率3割を記録するためにも、スタートダッシュがカギを握る。打率3割を記録した13年は3.4月に打率.300をマークしたが、その他のシーズンは2割5分前後。特に12年は3.4月、打率.149と出遅れた。

 「SMAP×SMAP」で中田は「30本も打率3割も1回ずつ打っているんですけど、なかなか(30本塁打と打率3割の同時達成は)難しいですね」と話したが、来季、中居さんとの約束を達成するような活躍を見せることができるだろうか。