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現役最多タイの通算24勝目!“竜キラー”大竹が今季初登板初白星!

中日戦に先発し5回1失点で勝利投手となり、声援に応える巨人・大竹=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 読売巨人の大竹寛が5日の中日戦で5回1失点の力投で今季初登板初勝利をマーク。対中日戦で現役最多タイの通算24勝目を挙げた。

 相手の先発は“平成の怪物”松坂大輔。立ち上がりから異様な雰囲気の中で試合が始まったが、「自分のことに集中していた。今日までしっかり調整してきたのでやることをしっかりやろうと思ってマウンドに立ちました」と大竹。初回、1点を先制してもらった直後に2本のヒットを許して同点に追いつかれたが、「決していいテンポで投げた試合ではなかったですけどよく凌げたと思います」と2回以降は丁寧なピッチングで得点を許さず。5回を78球、4安打1失点に抑えた後に2点リードの6回表に代打を送られてマウンドを降りたが、その後をリリーフ陣が好投して今季1勝目を手にした。

 これで大竹は広島時代も加えて中日戦で通算24勝目。東京ヤクルトの石川雅規に並ぶ現役最多タイの“中日キラー”となった。この日は救援陣の力も借りただけに「いつも必死なんで、また頑張ります」と控えめ。それでもファンに対して「とにかく目の前の試合を必死に投げて、チームに貢献できるように頑張って行きたい。1勝でも多くファンのみなさんに見せられるように頑張ります」と力強く宣言した。