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プロ野球

広島東洋・ジョンソンが投打に奮闘!頼れるエースが完全復活!?

中日戦に先発し、7回1失点で好投した広島・ジョンソン=マツダ【写真提供:共同通信社】


 広島東洋の先発・ジョンソンが31日の中日戦で7回を6安打1失点の好投で幸先の良い今季初勝利。4回2死満塁の場面では2点タイムリーを放って投打で活躍した。

 「今日は初回から自分の投球内容に関して整理ができていた。バタバタした場面もあったが、しっかり投げられて抑えることができた」とジョンソン。2回にソロアーチを浴びて先制点を許したが、尻上がりに調子を上げて3回以降は得点を許さず。味方打線が4回に自らのバットも絡めて4点、5回にも2点を奪って逆転に成功すると、試合後は「シーズン最初の投球でいい内容を見せられて良かった」と安堵の笑みを浮かべた。

 来日1年目の2015年に最優秀防御率賞、翌2016年には沢村賞を獲得したが、3年目の昨季は2年連続で開幕投手を任されながら6勝3敗と不完全燃焼。へんとう炎などの体調不良が続いて3度も出場選手登録を抹消された。だが、今季はキャンプ、オープン戦と順調な仕上がりを見せ、シーズン初登板初白星の好スタート。好リード&猛打賞の活躍で、ともにお立ち台に上った捕手・石原慶幸に対して「このままの調子で打って欲しいね。通算1000安打まであと3本なので、それも早く決めて欲しい」と心遣い。球団初のリーグ3連覇を狙う広島東洋に、頼もしきエース左腕が帰ってきた。