BASEBALL GATE

プロ野球

千葉ロッテのルーキー・藤岡裕大が猛打賞の鮮烈デビュー!

1回ロッテ無死二塁、藤岡裕は左中間にプロ初安打の二塁打を放つ=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


千葉ロッテのドラフト2位ルーキー・藤岡裕大が、30日の対東北楽天戦で、3安打猛打賞を記録した。

 「2番・ショート」でのスタメン出場。千葉ロッテの新人がショートで開幕スタメンを勝ち得たのは21年ぶりの快挙。開幕前日には「緊張していません」と強心臓ぶりを伺わせていた。その気持の強さは、プロ初打席にも表れていた。1回裏の打席で東北楽天のエース・則本昂大の146キロの低めのストレートを見事に捉え、左中間へのツーベースを放ち、「ストレートのいいピッチャーなので、振りまけないようにしっかり自分のスイングをしようと思いました」とプロ初安打を振り返った。

 続く第2打席でも、則本の154キロのストレートに力負けすることなく再び左中間へ弾き返すスリーベース。「自分のスイングを心がけたい」と意気込んだ打席でも、しっかりと結果を残した。続く第3打席は、ファーストゴロに倒れたが、第4打席でも150キロのストレートをセンター前へ。第5、第6打席は空振り三振となったが、6打数3安打と存在感を示した。

 チームは開幕戦から延長12回で5時間の熱戦を繰り広げたが1点差での惜敗。監督初勝利はお預けになったが井口資仁監督だったが、「チームで一番存在感がある。明日も期待したい」といきなり3安打の鮮烈デビューを飾ったルーキーに期待を寄せた。