BASEBALL GATE

侍ジャパン

ゴールデングラブ賞4回受賞した名手、仁志敏久が語る「神業」 presented by サントリービール株式会社【PR記事】

現役時代は巨人、横浜などでプレーし、99年から4年連続でゴールデングラブ賞(二塁手)を獲得するなど、守備の名手としていくつもの「神業」を見せてきた仁志敏久氏。その仁志氏のプレーのなかでも、多くのファンの記憶に今も刻まれている卓越したポジショニングについて聞いた。

――仁志さんは現役時代ポジショニングに定評がありましたが、いつごろからポジショニングについて意識しだしましたか?

巨人に入団して3年目くらいの時、コーチを務めていた土井正三さんからいろいろな話をうかがったのですが、そのなかに「他チームのある打者から『あそこに打つと、いつもそこに守っているよね』と言われていた」というエピソードがあって、それから自分もポジショニングを意識するようになったんです。最初は引っ張り専門の外国人選手のような分かりやすいバッターから始めていったんですが、打者を観察しているうちに「あのバットの角度だとここに飛んできやすいかな」というように判断するポイントが出来てきて、それぞれの特徴を見つけられるようになったんです。

――その中で良いポジショニングをとるために考えていたことはどのようなことでしょうか?

バッターには「こういう打球を打ちたい」という理想の打球があるのですが、それぞれの打者の打球の質を踏まえて「セカンドに打球が飛んでくるとしたらこんな感じかな」というイメージをしていました。でも、当然、バッテリーは理想の打球を打たせないように逆をついていきますから、苦手なボールを打った時はどうなるかまで先読みして、あらゆる可能性を想定していたんです。実は、当時の巨人のバッテリーが使っていたサインは難しくて、ピッチャーによって違うし、同じピッチャーでもシチュエーションによって変えるので分からなかったんですよ。だから、「このカウントでキャッチャーがあそこに構えるということは、この球種かな」というように、僕も常に配球を考えながら守っていましたね。


――ポジショニングといえば、02年の西武との日本シリーズ第1戦が印象に残ってます。初回に巨人が二死一二塁のピンチを迎えた場面で、強打者・和田一浩選手が放った打球は二遊間へ。ヒット性の当たりに見えたが、セカンドベース寄りに守っていた仁志さんが難なくさばきました。

あの場面は、自分のなかではそれほどびっくりするようなプレーではなかったんですよね。それよりは、あまり試合に出ていない選手の特徴もしっかりと掴んでおいて、ヒットを未然に防いだ時の方が満足感が大きかったですね。簡単に正面で捕っていたりするので、周囲から「ナイスプレー」と声を掛けられることもなかったりするんですけれど(笑)。

写真提供:共同通信社


――また、仁志さんといえば逆シングルのプレーも印象的でした。ご自身のプレーのなかで「神業」を選ぶとするならばどのプレーでしょうか?

02年の6月くらいだったと思うんですけれど、甲子園球場での阪神戦で、ピッチャーの頭上を高いバウンドで越えてきた緩い打球があったんです。その時、回り込まずに鋭角にボールへ向かい、バックハンドで捕ってすぐにジャンピングスローをして打者をアウトにしたことがありました。淀みない動きで完璧なプレーができましたし、土のグラウンドでも勇気を持ってチャレンジすることができたかなと思っています。

――ちなみに、今、現役でセカンドを守っているプレーヤーについて、どのような印象を持ってますでしょうか?

広島の菊池(涼介)選手は、こんな事を言うと大先輩方に怒られてしまいますが、日本の野球の歴史を見てもあれほどの選手はいなかったと思います。体の使い方が上手ですし、芝生や土の状況によって動きを変えられる動物的な勘を持っていますよね。自分とは違うタイプのセカンドですが、「すべての選手の見本になるようなプレーではない」という部分は共通しているかもしれません(笑)。あと、巨人の吉川(尚輝)選手も運動能力の資質が高い選手だと思うので、これからいろんなものを積み重ねていくのではないでしょうか。

――話は変わりますが、野球選手はお酒を好きな人が多いと聞きますが、仁志さんはお酒を飲みますでしょうか?

小さい頃から炭酸の刺激が好きということもあり、ビールは好きでよく飲んでいます。現役時代は後輩を連れて飲みに行ったりしましたが、最初の乾杯はやっぱりビール。選手であっても、適量ならば逆に体に良いという話も聞きますし、ビールはお酒を飲める人にとって、最高の楽しみですよね。

――仁志さんにとってビールを飲むのに最高なシチュエーションとは?

ビールを片手に野球観戦も最高でしょうし、夏は花火を見ながらだとか屋外の開放的なところでも飲みたいですよね。でも、やっぱり一番のシチュエーションは風呂上がりですね(笑)。
缶ビールを飲む時は、必ずグラスに注いで飲むんです。やっぱりビールは泡がないとダメですし、泡があるとより美味しく感じるんですよね。


仁志さんのように、ビールの“泡”にこだわりを持っている人は多いのではないだろうか。そんな方におすすめしたいのが、「ザ・プレミアム・モルツ」。
サントリーは“ビールのうまさは、泡に出る”との信念の元、「泡」を追求し続け、「神泡」といえる理想の泡にたどり着いた。
ザ・プレミアム・モルツならではのこだわりの素材・製法に加えて、こだわりの注ぎ方によって実現したきめ細かくクリーミーな泡を「神泡」と呼ぶのだが、その「神泡」を自宅でも手軽に体験できる『手動SS式神泡サーバー』をサントリーが開発したということで、BASEBALL GATE編集部がサーバーを使い「神泡」を体験してみた。

サーバーのセットはとても簡単。プレモルの缶蓋に向きを合わせてはめ込むだけだ。

セットが完了したらゆっくり缶を傾け、グラスの6分目くらいまでビールを注ぐ。

この後グラスを平らなところに置き、缶を傾けてビールが出始めたらレバーを上下に連打。

するときめ細やかな泡が出てきた。

グラスからあふれるくらいまで泡を入れたらおいしいプレモルの完成。野球観戦に集中してもつぶれないくらいきめ細かい泡だ。

みなさんも「神泡」のプレモルを片手に、プロ野球で繰り広げられる数々の「神業」に注目しよう!