メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』は11月17日、ロサンゼルス・ドジャースからフリーエージェント（FA）になったケンリー・ジャンセン投手をマイアミ・マーリンズが獲得するかもしれないと伝えた。

29歳のジャンセンは通算189セーブを挙げたクローザー。今季は71試合に登板して防御率1.83、3勝2敗、47セーブを記録。プレーオフではクレイトン・カーショウとともに大車輪の活躍を見せた。

記事ではマーリンズの補強ポイントは先発投手としながらも、今季のFA市場に先発投手は少なく、トレードではコストが高くつく。その次の戦略として考えられるのがブルペンの強化と読んでいる。

ただし、ジャンセンはドジャースからのクオリファイング・オファーを拒否しており、同選手の獲得にはドラフト指名権を差し出さなければならない。その部分が実際のオファーにはネックになるとしている。

思いもよらない契約に走ることでも有名なマーリンズ。ジャンセン獲得にファンからは、「今クローザー取って指名権放棄なんかしたら泥沼では」「シーズン中からロバーツ監督みたいな使い方をするのだろうか」「マーリンズが補強すべきは先発でしょう。ブルペンは頑張ってるほうだよ」と懐疑的な意見が出ている。