BASEBALL GATE

侍ジャパン

1番・秋山&2番・松本で計5安打5打点!侍ジャパンが6対0でオーストラリアに2戦連続の完封勝利!

侍ジャパンシリーズ2018「日本vsオーストラリア」(4日、京セラドーム大阪)が行われ、日本代表が6対0でオーストラリア代表に快勝した。

前日に日本が2対0の完封勝ちを収めて迎えた同シリーズ第2戦。日本は開始直後の1回表、オーストラリアの先発・アサートンから1番・秋山翔吾(埼玉西武)がレフト前ヒットで出塁すると、
そこから2死満塁となって6番・上林誠知(福岡ソフトバンク)のピッチャー前への内野安打で1点を先制。

続く2回には無死1、2塁から1番・秋山のライト前タイムリーで1点を追加すると、尚も無死2、3塁の場面で松本剛(北海道日本ハム)がライトへのフライ。三塁走者・今宮健太(福岡ソフトバンク)が一度は本塁アウトの判定となったが、稲葉篤紀監督が新制度「リクエスト」を要求してビデオ判定の結果、セーフとなって3点目が認めらえた。

その間、日本の先発則本昂大(東北楽天)が迫力満点のピッチングを繰り広げ、前日の千賀滉大(福岡ソフトバンク)同様に立ち上がりから150キロ超のストレートを連発。「フォークが抜けてしまった」とヒット1本を許したが、2回を計5奪三振で無失点に抑える貫禄のパフォーマンスを披露した。3回からは田口麗斗(読売巨人)、堀瑞輝(北海道日本ハム)の左腕がともに2イニングを無失点に抑えると、打線が4回に松本のセンター前タイムリーで1点、6回には秋山の左中間を破るタイムリー3塁打と松本の2打席連続のタイムリーで2点を追加。1番の秋山は3安打2打点と打線を引っ張り、2番の松本も2安打3打点と結果を残した。

そのまま終盤に入っても試合の流れは変わらず、7回を高梨雄平(東北楽天)、8回を石崎剛(阪神)が3人ずつで仕留め、最後は松井裕樹(東北楽天)が先頭打者に2塁打を許しながらも後続を危なげなく抑えてゲームセット。稲葉ジャパンが2戦連続の完封リレーを完成させ、会心の2連勝を飾った。

オーストラリア戦に先発し、2回を5奪三振で無失点の則本=京セラドーム【写真提供=共同通信社】