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侍ジャパン

稲葉監督「しびれる試合になったがいいスタート」、柳田「日本を盛り上げられるように」(今日のインタビュー記事)

試合後インタビューにこたえる稲葉監督【写真提供=共同通信社】

侍ジャパンシリーズ2018「日本vsオーストラリア」(3日、ナゴヤドーム)が行われ、日本代表が2対0でオーストラリア代表に完封勝利。試合後、トップチーム&2018年の初陣を飾った稲葉篤紀監督、そして3年ぶりの侍ジャパン復帰で貴重な先制タイムリーを放った柳田悠岐選手がヒーローインタビューを行い、名古屋のファンから大きな拍手を浴びた。

■稲葉篤紀監督
――ナイスゲームでした。
「ありがとうございます」
――ゲームを振り返って?
「少し緊張感のある中で始まったんですけど、非常に投手陣がいい形で打撃陣に回してくれたんで、しびれる試合にはなりましたけど、いいスタートだったと思います」
――6人の投手陣による完封リレー、中でも千賀投手のピッチングが圧巻でしたが?
「そうですね。さすが、と言いますか。今、この時期ですが、しっかり調整をしてくれて、やってくれました。千賀投手もそうなんですけど、それぞれにピッチャーが自分たちの特徴をしっかりと出して抑えてくれたと思います」
――打つ方ではクリーンナップに座った柳田選手、筒香選手にタイムリーが出ましたが?
「その前に秋山選手の粘って粘って、フォアボールを取って、それを送ってという形が非常に良かったと思いますし、ああいうところで還して点を獲るという勝負強さというのはさすがだなと思いました」
――今回の試合、チームにはどんな言葉を伝えてグラウンドに送り出したのか?
「とにかく今日はたくさんの方々が来てくれるということで、今持てる全力で戦おうという話をしました」
――稲葉監督にとっては地元愛知への凱旋勝利となりました。名古屋のファンに向けて?
「今日は本当にたくさんのみなさんに足を運んでくださって本当にありがとうございました。2020年の東京オリンピックへ向けて良いスタートが切れました。また、みなさんに応援してもらえるチームを作って行きたいと思いますので、どうぞこの後もよろしくお願いいたします。ありがとうございました」

■柳田悠岐
――ナイスバッティングでした。
「ありがとうございます」
――3年ぶりの日の丸でしたが?
「足、震えました、はい」
――その足が震えた中で貴重な一本が出たが?
「いや、2三振していたんで、自分にすごいプレッシャーをかけて、前に飛ばせと思っていました」
――鋭い当たりが飛んだが、あの1本は自身にとってどんな1本になった?
「やっとチームの一員になれたと思います」
――その後に4番・筒香選手にも1本が出ましたが、どのように見ていたか?
「カーブを溜めて、すごいなと思いました」
――日本の主軸の活躍で点を取ったが?
「2点しか取れなかったので、明日はもっと点を取れるように頑張ります」
――投手陣では千賀投手、東浜投手とホークス勢が引っ張ったが?
「みんな0点に抑えてすごいなと思いましたし、千賀さんは特にすごいなと思いました」
――ファンの期待も高まっているが、今後へ向けては?
「日本を盛り上げられるように頑張ります!」