- プロ野球
2016.11.13 15:00
各球団の来季、最年長選手は誰?
◆ 番長が引退で岩瀬、井口が球界最年長
今季、球界最年長だった三浦大輔(DeNA)を始め、日米通算200勝を達成した黒田博樹(広島)、14年、15年に連続最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した福原忍(阪神)などが現役を引退した。昨季も山本昌氏、斎藤隆氏が引退するなどここ数年、長年球界を引っ張ったベテランたちの引退が相次いでいる。ここでは、現時点での12球団の最年長選手を見ていきたい。
三浦が現役引退したため、来季は岩瀬仁紀(中日)と井口資仁(ロッテ)が球界最年長選手となる。岩瀬は98年ドラフト2位で中日に入団し、05年から13年まで9年連続30セーブを達成。通算402セーブは日本歴代1位の記録だ。近年は、左肘の故障などで精彩を欠いたシーズンが続いているが、中日になくてはならない存在だ。
ダイエー(現ソフトバンク)でプロ入りした井口は、05年から4年間メジャーでプレーし、09年からロッテに所属する。3位から日本一を達成した10年には3番打者として活躍。近年はセカンドから負担が少ないファーストにコンバートし、得意の打撃でチームに貢献している。
また、球界最年長の三浦が引退したDeNAは、後藤G武敏、久保康友といった“松坂世代”の選手がチーム最年長となる。ちなみに後藤は松坂と同じ横浜高出身で、関西大第一高出身の久保は3年春の選抜で松坂、後藤らが在学していた横浜高と決勝で対戦し敗れた。
この先FA、新外国人、トレードなどがあれば、球団別の最年長選手が変わる可能性もありそうだ。
◆ 現時点での球団別最年長選手
<パ・リーグ>
【日本ハム】
武田久
生年月日:78年10月14日
【ソフトバンク】
五十嵐亮太
生年月日:79年5月28日
【ロッテ】
井口資仁
生年月日:74年12月4日
【西武】
渡辺直人
生年月日:80年10月15日
上本達之
生年月日:80年11月8日
ウルフ
生年月日:80年11月29日
【楽天】
松井稼頭央
生年月日:75年10月23日
【オリックス】
小谷野栄一
生年月日:80年10月10日
ブランコ
生年月日:80年11月10日
<セ・リーグ>
【広島】
新井貴浩
生年月日:77年1月30日
【巨人】
相川亮二
生年月日:76年7月11日
【DeNA】
後藤G武敏
生年月日:80年6月5日
久保康友
生年月日:80年8月6日
【阪神】
福留孝介
生年月日:77年4月26日
安藤優也
生年月日:77年12月27日
【ヤクルト】
石川雅規
生年月日:80年1月22日
【中日】
岩瀬仁紀
生年月日:74年11月10日