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侍ジャパン

西川が3安打3打点!鯉の天才打者が侍舞台で躍動!

 鯉党の期待の打者、西川龍馬(広島東洋)が19日の韓国戦(東京ドーム)で3安打3打点の大当たり。若き力の台頭をアピールした。

「7番・サード」でスタメン出場。2回の第1打席で外角ストレートをレフトへ弾き返すと、5回2死1、3塁のチャンスで再びストレートをライトへ弾き返す2点タイムリー。4回無死1、3塁で迎えた前打席でセカンドライナーに倒れていただけに「今度こそと言う気持ちで打席に入り、打つ事が出来ました」と気分を良くすると、7回の第4打席では、カウント2-1からの4球目ストレートを高々と打ち上げ、ライトポール際のスタンドへと着弾させた。

 敦賀気比高から社会人の王子を経てドラフト5位で広島東洋に入団し、1年目から62試合に出場した22歳。2年目の今季は95試合に出場し、代打打率.341の勝負強さでチームのリーグ2連覇に貢献した。今大会のMVPは外崎修汰(埼玉西武)に譲ったが、「天才的」とも称される期待のバットマンが侍舞台で自らの能力の高さを証明。来季のさらなる飛躍も大いに予感させた。