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侍ジャパン

山川が稲葉ジャパン1号アーチ!新4番が誕生!

稲葉ジャパンの4番に座った山川穂高(埼玉西武)が、16日の韓国戦(東京ドーム)で豪快な一発を放ち、4番としての存在感を見せ付けた。

日本―韓国  韓国戦の6回、山川が右中間に2ランを放つ=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


1対4の3点ビハインドで迎えた6回無死1塁の場面。韓国の2番手左腕ク・チャンモの初球141キロのストレートを強振し、右中間スタンドへ一直線に放り込んだ。2回の第1打席でもセンター前へ綺麗に弾き返してチーム初安打をマーク。一塁守備でも8回無死1、2塁からのバント処理で軽快な動きで3塁封殺の好プレーを披露した。

圧倒的なパワーで今季は自己最多の23本塁打を記録。中村剛也を押し退けてシーズン途中からは4番も務めた伸び盛りのスラッガーに対し、稲葉篤紀監督も今チームの4番に指名。タイブレークでの延長10回の第5打席ではレフトフライに倒れたが、山川が打席に入ると球場の雰囲気が変わり、誰よりも大きな期待感があった。劇的なサヨナラ勝ちで勝利を収めた中で、この日が「侍ジャパンの新4番が誕生した日」としてファンの脳裏に刻まれることになるかも知れない。