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注目浴びながらも残留を選択――FA有資格者で宣言しなかった選手は?


フリーエージェント宣言選手が10日に日本プロ野球機構(NPB)から公示された。西武の岸孝之、栗山巧、ソフトバンクの森福允彦投手、オリックスの糸井嘉男外野手、日本ハムの陽岱鋼外野手、DeNAの山口俊投手がFA権を行使。栗山はFA権を行使しての残留が決定し、球団から発表された。

■FA宣言の6選手は10日に公示、栗山は“宣言残留”が決定

 フリーエージェント宣言選手が10日に日本プロ野球機構(NPB)から公示された。西武の岸孝之、栗山巧、ソフトバンクの森福允彦投手、オリックスの糸井嘉男外野手、日本ハムの陽岱鋼外野手、DeNAの山口俊投手がFA権を行使。栗山はFA権を行使しての残留が決定し、球団から発表された。

 一方で、去就が注目されながら、FA権を行使せずに残留を決めた選手もいる。楽天の嶋基宏捕手は10月18日に残留を表明。球団を通じて「FA権を行使するなら今年が最後だと思っていましたので、行使しないということで、『生涯楽天』でいきたいなと今のところは考えています」とコメントを発表した。

 同じ楽天では、聖澤諒外野手、青山浩二投手、藤田一也内野手もFA権を行使せず。聖澤は「人生で一番悩み、考えた」としながらFA権行使を選択せず、青山も「一番大きな理由は楽天イーグルスが好きだからです」と理由を明かして「来年は自分が投げることでチームの力になりたいです」と豊富を語った。

■FA宣言しなかった注目選手は?

 また、中日の大島洋平外野手、平田良介外野手も去就に注目が集まっていたが、FA権を行使せずに残留。日本一に輝いた日本ハムでは、大野奨太捕手ら、ソフトバンクは高谷裕亮捕手らがFA権を行使せず残留した。

 FA有資格者で宣言しなかった主な注目選手は以下の通り。

【日本ハム】
大野奨太捕手
◯宮西尚生投手
◯矢野謙次外野手

【ソフトバンク】
高谷裕亮捕手
城所龍磨外野手
◯本多雄一内野手

【楽天】
聖澤諒外野手
◯青山浩二投手
◯嶋基宏捕手
◯藤田一也内野手

【広島】
小窪哲也内野手
◯石原慶幸捕手

【巨人】
長野久義外野手
◯阿部慎之助捕手
◯坂本勇人内野手
◯村田修一内野手

【DeNA】
◯石川雄洋内野手

【阪神】
安藤優也投手
◯西岡剛内野手

【ヤクルト】
雄平外野手
◯石川雅規
◯畠山和洋
◯坂口智隆外野手

【中日】
平田良介外野手
大島洋平外野手

※◯は海外FA権。

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