プロ初登板勝利を挙げ、糸井（左）、ドリス（右）と喜ぶ阪神・竹安＝甲子園【写真提供:共同通信社】

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　秋山6回1失点＆竹安がプロ初登板初勝利！阪神が逆転勝利！

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　阪神が2対1で中日に勝利。2番手で登板した竹安がプロ初登板初勝利を飾った。

　阪神は今季12勝6敗、防御率3.05の秋山、中日は5勝7敗、防御率4.98の小笠原が先発した。5回までは両投手の好投により、お互いに無得点。6回表、中日が2死から高橋が四球で歩くと福田が右中間にタイムリー2塁打を放って1点を先制したが、その裏が1死から糸井が「詰まりでしたが風にも救われてスタンドまで届いてくれました」とライトスタンドへ今季17本目のアーチを描き、試合を振り出しに。そして7回裏、阪神が途中出場の大山、植田の連打と代打・江越の死球で満塁とすると、俊介の内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。

　投げては秋山が6回を1失点と試合を作り、「最近の投球が良くなかっただけに、今日の投球ではいい感触のボールが多かったので、いいイメージを持ってここからCSに向けて、しっかりと取り組んでいきたいです」と納得。7回にプロ初登板となった竹安が三者凡退。8回には才木、長坂のルーキーバッテリーが満塁のピンチを招いたが得点は与えず、最後はドリスが締めて9月10日以来となる甲子園での勝利を挙げた。

　敗れた中日は、6回に4番のひと振りで先制に成功したが、直後に小笠原が捕まって逆転負け。打線も8回に2死満塁のチャンスは作ったが、あと1点及ばなかった。