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プロ野球

山本が1号満塁弾!読売巨人が最終戦で打線爆発白星締め!

9回巨人1死満塁、山本が左越えにプロ初の本塁打を放つ=神宮【写真提供:共同通信社】


計15安打と打線が爆発した読売巨人が、10対6で東京ヤクルトに勝利。今季最終戦を白星で飾った。

 両チームの今季の最終戦。先発は東京ヤクルトが今季1勝1敗、防御率3.38のギルメット。対する読売巨人は、2年目左腕の中川(0勝0敗、防御率4.50)がプロ初先発となった。

 先制したのは読売巨人。1回表に、1死1塁の場面で3番・坂本が15号2ランを放つと、続く2回表には6番・宇佐見が4号ソロ。3点のリードを奪った。一方、真中監督最後の試合を勝利で飾りたい東京ヤクルトは、3回裏から反撃開始。チーム唯一全試合スタメン出場を果たした3番・山田のタイムリーで1点を奪うと、4回裏に代打・大松、1番・坂口の連続タイムリーで同点。この勢いは止まらず5回裏には8番・大引の2点タイムリーと相手のパスボールで逆転に成功した。しかし読売巨人は6回表に4番・マギーの18号ソロと代打・亀井が2点タイムリーですかさず同点。激しい点の取り合いとなった。

 その後は両チームとも決定打を欠き、同点のまま迎えた9回表だった。この日引退を発表した代打・相川のヒットから1死満塁にすると、途中出場の山本がプロ初本塁打となるグランドスラムをレフトスタンドへ運び、試合を決めた。

 敗れた東京ヤクルトは、打線が11安打6得点と奮起するも投手陣が崩壊。球団ワーストを更新するシーズン96敗で今季終了。読売巨人のマギーは7回表にリーグ新記録となる48本目の2塁打を放った。