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プロ野球

菊池がハーラートップタイの16勝目!埼玉西武がCS本拠地開催に王手!

16勝目を挙げた菊池の背番号を指さす西武・山川(左)と炭谷(右)=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 2位の埼玉西武が10対3で3位・東北楽天に大勝。CS本拠地開催に王手をかけた。

 菊池と美馬の両先発で始まった2位の座をかけた直接対決第2ラウンド。前日敗れた埼玉西武は、2回に炭谷の4号ソロで先制。3回表に東北楽天が藤田のタイムリー内野安打とペゲーロのタイムリーで逆転するも、直後の3回裏に埼玉西武が2死2塁から山川の22号2ランで再逆転に成功した。

 4回、5回は両先発が立ち直って無失点に抑えたが、6回裏に埼玉西武が再び美馬を捉え、山川、浅村、森の3連打、さらに代打・栗山の犠牲フライで2点を追加。8回には相手3番手の菅原から炭谷の5号2ラン、源田のタイムリー、秋山のこの日4安打目となる25号2ランなどで一挙5点を奪って一気に引き離しに成功。計16安打で10点を奪った。

 先発の菊池は8回を6安打で5四球とやや荒れ気味ながらも3失点(自責1)にまとめてリーグトップタイの16勝目。最終回は武隈が締めて勝利し、CSファーストステージの本拠地開催に王手をかけた。

 敗れた東北楽天は、先発の美馬が6回を9安打5失点で降板して7敗目。打線が8回無死満塁のチャンスを逸し、リリーフ陣も踏ん張れず。痛い星を落とした。