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【10月3日プロ野球全試合結果】西武が楽天に快勝しCS本拠地開催に前進、ヤクルトが最終試合で球団ワーストを96敗に更新


西武、菊池雄星がリーグトップに並ぶ16勝目…楽天は投手陣が崩壊
西武は10月3日、メットライフドームで楽天と対戦。先発の菊池雄星投手が8回9奪三振3失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、10-3で快勝した。

西武は2回裏、炭谷銀仁朗捕手が今季第4号となるソロ本塁打を放ち1点を先制。直後の3回表に楽天に逆転されるも、3回裏には山川穂高内野手が今季第22号となる2点本塁打を放ち3-2と逆転に成功。

6回裏には栗山巧外野手の犠飛などで2点を追加してリードを広げると、8回裏には、炭谷がこの日2本目となる2点本塁打を放つなど打線がつながり5点を追加。10-3と試合を決めた。

投げては、菊池がリーグトップに並ぶ今季16勝目。敗れた楽天は、リリーフ陣が崩壊した。

2位西武は3位楽天とのゲーム差を3にひろげ、クライマックスシリーズの本拠地開催に向けて前進した。

ヤクルト、球団ワーストを96敗に更新…真中満監督の最終試合飾れず
ヤクルトは10月3日、神宮球場で巨人と対戦。11安打を放ち一時は逆転するなど健闘を見せるも、投手陣が巨人の一発攻勢に沈み6-10で敗戦。真中満監督の最終試合を飾れなかった。

ヤクルトは0-3と3点ビハインドで迎えた3回裏、走者二塁の好機を作ると、山田哲人内野手が適時打を放ち1点を返す。4回裏には、大松尚逸内野手が適時打を放ち1点差に詰め寄ると、坂口智隆外野手に適時打が飛び出し同点とした。

5回裏には2死満塁の好機で、大引啓次内野手が適時打を放ち5-3と勝ち越し。さらに相手バッテリーのミスも重なり6-3とリードを広げた。

それでも6回表にマギー内野手に一発を浴びるなど、巨人打線につかまりたちまち同点とされると、9回表には、秋吉亮投手が山本泰寛内野手に満塁本塁打を浴びて4点のリードを奪われた。

巨人は、坂本勇人内野手も今季第15号となるソロ本塁打を放つなど、ヤクルト投手陣を一発攻勢で崩した。

ヤクルトは球団ワーストを更新する96敗目を喫し、今シーズンの全ての試合を終えた。

日本ハムがオリックスに打ち勝つ…清水優心が決勝打
日本ハムは10月3日、札幌ドームでオリックスと大戦。両チーム合わせて23安打が飛び交った乱打戦を制し、10-5で勝利した。

日本ハムは0-1と1点ビハインドで迎えた2回裏、走者一、二塁の好機を作ると、石井一成内野手が適時二塁打を放ち同点。続く好機にフィルダースチョイスで2-1と勝ち越しに成功した。

3回裏には、横尾俊建内野手の適時打や清水の適時打など打線がつながり5点を追加。中盤にも攻撃の手をゆるめず、10-3とリードを広げた。

投げては、先発の高梨裕稔投手が8回途中5失点ながらも、打線の援護を受けて今季7勝目。敗れたオリックスは投手陣が崩壊した。

DeNA、細川成也のプロ初打席初本塁打が決勝点…中日は打線が振るわず
DeNAは10月3日、横浜スタジアムで中日と対戦。細川成也外野手のプロ初打席初本塁打が決勝点となり、3-1で勝利した。

DeNAは初回、走者一、三塁の好機を作ると、プロ初打席の細川がライトスタンドへプロ初本塁打をたたき込み3点を先制。以降は中日投手陣の前に無得点に終わるも、先発したプロ初登板の綾部翔投手が5回無失点の好投を見せるなど投手陣が踏ん張り、初回のリードを最後まで守り切った。

敗れた中日は、DeNAを上回る6安打を放ちながらも得点を奪えず、7回に1点を返すのが精一杯だった。

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