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ロッテ・井口資仁「来シーズンはマリンスタジアムにチャンピオンフラッグを」…引退セレモニーで選手を鼓舞


ロッテは9月24日、ZOZOマリンスタジアムで日本ハムと対戦。この試合で現役を引退する井口資仁が9回裏に劇的な同点弾を放ち、12回裏には鈴木大地内野手がサヨナラ打。

球場に詰めかけたロッテファンにとっては、これ以上にない映画のような劇的な展開で勝利した。

引退セレモニーでは、2005年にともにワールドチャンピオンとなったシカゴ・ホワイトソックスの元同僚や指揮官からメッセージ。また、ダイエー時代のチームメートだった城島健司氏、青山学院大学とダイエーで同僚だった元侍ジャパン監督の小久保裕紀氏ら多くの球界関係者からのメッセージが寄せられた。

セレモニーで井口は「常にチャレンジを忘れずトライし続けてきました」とし、「入団当初の目標であった2000本安打、メジャー挑戦、40歳まで現役…いろいろな経験させていただき、本当に自分自身の宝になりました」と長い野球人生を振り返った。

また、「21年間、多くの皆さまに応援していただき、そして今日の引退試合、このセレモニーと本当に最高の野球人生だったと思います」と万感の面持ちで語ると、「小さい頃からの夢だったプロ野球選手は今日で終わりますが、また明日から次の夢、目標に向かって精一杯頑張ります」と次への挑戦へ意気込みを示した。

「我がマリーンズですが、このような順位で終わるようなチームではありません。まだまだ伸びしろのある中堅、若手選手がたくさんいます。今以上に熱い声援をお願いします」とファンに向けて呼びかけた後、選手に向けてこう語った。

「来シーズン、この悔しさをファンの皆さまとともにぶつけて、このマリンスタジアムのポールにチャンピオンフラッグを立ててください。選手の皆さん、期待しています」

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