３回日本ハム２死二塁、横尾が左越えに２ランを放つ＝札幌ドーム【写真提供:共同通信社】

　北海道日本ハムのプロ2年目・横尾が、21日の福岡ソフトバンク戦で豪快な5号2ランを放って勝利に貢献した。

　「5番・二塁」で今季21試合目のスタメン出場。3点をリードした3回2死2塁の場面で迎えた第2打席、で福岡ソフトバンクの先発・武田の2ボール1ストライクからの真ん中低めの144キロのストレートを一閃。「自分のスイングでしっかり振ることができました。前の打席で凡退していたので、一本打ててよかったです」と横尾。完璧に捉えてレフトスタンド中段へ突き刺した。

　ニックネームは「おにぎり君」。177センチ、90キロの体形からのパワフルなスイングでチャンスを掴み、8月27日のプロ初本塁打の後、9月はこれで4本目のアーチ。打率は2割1分台と課題を残すが、一発を秘めたそのパワーで首脳陣の信頼とともにファンも急上昇中だ。この日も本塁打を放った後、おにぎりを握るポーズでホームイン。覚醒中の「おにぎり」の人気はまだまだ上がりそうだ。