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プロ野球

ルーキー・佐々木が4勝目!最下位・千葉ロッテが2位埼玉西武に3連勝!

4勝目を挙げ、ファンの声援に応えるロッテ・佐々木=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 終盤に得点を重ねた千葉ロッテが4対3で埼玉西武に勝利。今季初の同一カード3連勝を飾った。

 千葉ロッテは今季3勝7敗、防御率5.00の佐々木、埼玉西武は同15勝6敗、防御率2.07の菊池が先発。最多勝のタイトルのかかる菊池が1回表を無失点で切り抜けると、その裏に、浅村の17号ソロで埼玉西武が1点を先制した。そしてその後は両先発による投手戦が展開され、1対0のまま試合は6回を終えた。

 しかし終盤に落とし穴。菊池が6回を4安打無失点、7奪三振でマウンドを降りると、千葉ロッテ打線が反撃開始。埼玉西武の2番手・牧田に対し、7回1死からパラデスの2塁打の後、大嶺翔のタイムリー2塁打で同点に追いつくと、続く8回には4番手のシュリッターから連続四球から1死2、3塁として田村の犠牲フライで1点、さらにパラデスのタイムリーで2点の勝ち越しに成功。9回には5番手の平井から加藤、角中の連打で1死1、3塁とすると、平井のボークで4点目。結果的にこれが決勝点となった。

 勝ち投手は佐々木で今季4勝目。初回に失点も2回以降は得点を許さずに7回を5安打2四球1失点の好投を見せた。また、9回途中から登板した有吉はプロ初セーブを挙げた。一方、敗れた埼玉西武はエース好投もリリーフ陣が崩壊。3点を追う9回裏に浅村のこの日2本目のアーチと外崎のタイムリーで2点を返したが、なおも1死1、2塁から坂田、金子が凡退してゲームセット。最下位相手に手痛い3連敗となった。