BASEBALL GATE

プロ野球

安達が3安打2打点!ロメロ&マレーロ弾!オリックス・金子が12勝目!

3回オリックス1死三塁、安達が左前に先制打を放つ=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】


着実に得点を重ねたオリックスが、8対4で東北楽天を下した。

 試合前に降り始めた雨のため、30分遅れの開始となった2連戦の初戦。東北楽天は藤平、オリックスは金子、ルーキーとベテランの両先発となった。そして、藤平が立ち上がりの2回を1安打4奪三振と上々の立ち上がりを見せたのに対して、金子千尋は2死3塁、1死1、3塁のピンチを迎えるなど、東北楽天がやや優位に試合を進めた。

 しかし3回表、1死3塁から「内野が前進してきていたので、バットに当たれば何か起きるかなと思って、とにかく食らい付いてバットに当てました」と振り返った安達のタイムリーでオリックスが先制すると流れが変わる。「先制されて抑えたいという意識が強くなってしまいました」と藤平。5回には死球の大城から安達、駿太の連続タイムリーで2点、6回表には自らのタイムリーエラーで1点を失い、藤平は6回7奪三振も4失点の結果となった。

 金子千尋は3回2死2塁、4回2死3塁と苦しいマウンドが続くが、大城、安達の好守にも救われ無失点で前半を折り返し、6回裏にペゲーロの一発を浴びるが、7回1失点としっかり試合を作った。

 終盤は両軍とも一発攻勢。オリックスが7回表にロメロがダメ押しの24号3ラン、8回表にマレーロが17号ソロで引き離すと、東北楽天は8回裏にアマダーの21号2ラン、9回裏に足立の1号ソロと追い上げるが、反撃もここまで。不調ながらもエースの役割を果たした金子が12勝目を挙げた。