- プロ野球
2017.09.18 23:08
2年目右腕・吉田が7回1失点!“4度目の正直”でプロ初勝利!

プロ初勝利を挙げ、栗山監督(右)と記念撮影する日本ハム・吉田=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】
北海道日本ハムの2年目右腕・吉田が18日のオリックス戦(札幌ドーム)で7回5安打1失点の好投でプロ初勝利を飾った。
「初回に点を取ってくれたので楽な気持ちで投げさせてもらいました。ただ、前回の登板で序盤に3点リードしてくれたあとに逆転されてしまったので、きょうは常に同点のつもりで、守りに入らないピッチングを心がけました」と吉田。初回に4点の援護をもらうと、自慢のストレートを武器に2回の1点のみの最少失点で7回までマウンドに立ち、「反省は2アウトからのフォアボールです。良いリードをしてくれた清水や、守ってくれた野手の方に感謝したいです」と振り返りながらも文句なしの内容で記念すべき1勝を手にした。
東海大から15年秋のドラフト会議で7位指名を受けて入団。2年目の今季は4月14日の東北楽天戦でプロ初登板初先発も4回0/3を7安打3失点で黒星。夏場に入って再びチャンスをもらったが、7月20日の東北楽天戦(5回5安打無失点)、7月31日の福岡ソフトバンク戦(2回1/3 7安打5失点)と2試合とも白星ならず、この日が4度目の挑戦。「今まで3回チャンスをもらって勝てなかったので、今日がラストチャンスだと思って投げました。直球で押せていけたのがよかった」と振り返った。
「とても良かった。(ヒーロー)インタビューもね。ファームで頑張ってきたからね。(1軍の試合に)早く出ることがいいわけではなくて、1年間投げ切れるかどうかが大事だから、やるべきことをやって、前に進む必要がある」と栗山監督。来季につながる大きな白星となったはずだ。