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20安打14得点!“炎獅子”埼玉西武が7点差をミラクル逆転!福岡ソフトバンクにサヨナラ勝ち!

10回、サヨナラ打を放ち、ナインに祝福される西武・金子侑(左から2人目)=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武が7点ビハインドを覆し、延長戦の末に14対13で福岡ソフトバンクにサヨナラ勝ちを収めた。

 ウルフと和田の投げ合いで始まった一戦。初回から激しい点の取り合いとなり、埼玉西武が1回裏に浅村、森のタイム入りーなどで4点を先鋭するも、福岡ソフトバンクが2回に柳田の31号ソロの後、3回に今宮、中村のタイムリーで同点。さらに4回には3四死球1失策に4安打を固めて一挙7点の猛攻。福岡ソフトバンクが11対4と大量7点のリードを奪った。

 だが、今季「炎獅子ユニホーム」を着用して23勝5敗の高勝率を誇ってきた埼玉西武は諦めない。4回裏に1点を返すと、6回に炭谷と秋山のタイムリーで3点、7回には中村の犠牲フライと外崎のタイムリーで2点、そして8回には森の2点タイムリーでついに逆転に成功した。

 2日前に優勝を決めた福岡ソフトバンクも9回にデスパイネの一発で延長戦に持ち込み、10回には今宮のタイムリーで勝ち越しに成功したが、その裏、埼玉西武が1死1、3塁から森が同点タイムリー。さらに1死1、2塁で途中出場の金子がサヨナラのタイムリー2塁打を放った。

 勝ち投手は7番手の牧田で3勝目。負け投手はモイネロで3敗目。福岡ソフトバンクの14安打に対して埼玉西武は20安打を放ち、両軍合わせて34安打27得点の乱打戦の最後は、「炎獅子ユニホーム」の埼玉西武が勝利した。