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プロ野球

福田が2発!山井が2勝目!中日が大勝して連敗ストップ!

6回1失点で2勝目を挙げた中日・山井=神宮【写真提供:共同通信社】


 15安打と打線が爆発した中日が8対1で東京ヤクルトを下し、連敗を3でストップさせた。

 この日の先発は、東京ヤクルトが今季4勝13敗、防御率4.79の石川。一方の中日が同1勝0敗、防御率1.50の山井。ベテラン同士の投げ合いとなった試合は、初回から動きをみせる。中日は1回表に、2死2、3塁とチャンスを作ると5番・福田の2点タイムリーで先制。その裏東京ヤクルトは、2死2塁で4番・山田のタイムリーですぐに1点を返した。

 そして迎えた3回表、中日打線はやや制球に不安を残す石川に襲いかかる。1死1、2塁の場面で6番・阿部にタイムリーを放つと、続く高橋、武山にも連続タイムリーが生まれ、一挙4点を奪い、石川をマウンドから引きずり下ろした。

 一方の山井は、初回以降立ち直り、6回を投げて5安打1失点でリリーフ陣へバトンタッチ。打線も、6回表に3番・松井佑のタイムリー、7回表に福田の第15号ソロで、1点ずつを加えダメ押し。投手陣は、7回から祖父江、福谷、谷元が1イニングずつをしっかり抑えてゲームを締めくくった。

 敗れた東京ヤクルトは、先発・石川がこの日も崩れ、自身11連敗。打線も振るわず初回の1点のみだった。