BASEBALL GATE

プロ野球

マイコラスが7回2安打無失点の好投で13勝目!読売巨人が快勝!

7回無失点で13勝目を挙げた巨人・マイコラス=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


13安打と打線が爆発した読売巨人が6対1で東京ヤクルトを下し、今季の同対戦の勝ち越しを決めた。

 読売巨人が8月の月間MVPに輝いたマイコラス(今季12勝6敗、防御率2.24)、東京ヤクルトが今季初先発の左腕・成瀬(同0勝0敗、防御率6.39)の先発で始まったこの試合。先制したのは読売巨人。2回裏、2本のヒットで1死1、3塁にすると、6番・長野の内野ゴロの間に1点を奪う。その後4回裏には、2死3塁の場面で相手のエラーで1点を加え、優位に試合を進めていく。

 先発・マイコラスは、来日から9戦8勝負けなしと好相性を誇る東京ヤクルト打線をこの日も翻弄。コースに投げ分けるストレートと切れ味鋭いカーブやスライダーで緩急を付け、7回までわずか2安打に抑え無失点でマウンドを降りた。打線は7回裏に、4番・阿部から村田、長野と3者連続タイムリーが生まれ、3点を追加。8回裏にも3番・坂本のタイムリーで1点を追加してリードを広げた。

 8回マシソンが1点を失うが、9回はカミネロが3人できっちりと抑えゲームセット。 自己最多タイの13勝目を挙げたマイコラスは、「1球1球大事に投げて、チームに勝利をもたらすことだけ考えていました」とコメント。高橋監督は「しっかりと試合を作ってくれた」と、助っ人右腕の好投を讃えた。

 敗れた東京ヤクルトは、打線が4安打と奮わず。リリーフ陣も踏ん張れず、流れを引き寄せられなかった。