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プロ野球

4番・松山が3安打2打点!ジョンソンが6勝目!広島東洋が連敗ストップ!

7回、2点二塁打を放ち、塁上で喜ぶ広島・松山=神宮【写真提供:共同通信社】


 1点差を守り切った広島東洋が3対2で東京ヤクルトを下した。

 東京ヤクルトが4勝6敗、防御率4.77の星、対する広島東洋が同5勝3敗、防御率4.02のジョンソンの投げ合いで始まったこの試合。両先発が粘りのピッチングを見せ、緊迫した投手戦の中で迎えた6回表。広島東洋は1死2、3塁の場面で、6番・西川が犠牲フライを放ち、欲しかった先制点を奪う。続く7回表には2死からヒットと四球で1、2塁とチャンスを作ると、4番・松山にタイムリーヒットが生まれ2点を追加した。

 4回以降ノーヒットピッチングのジョンソンだったが、8回裏に2死2、3塁と一発でれば同点のピンチを迎えてしまう。ここで広島東洋は、2番手・ジャクソンにスイッチ。4番・山田を敬遠し、5番・リベロで勝負を狙うも、ストレートの四球で1点を献上。続く代打・武内も13球粘られた末に押し出しの四球。1点差に迫られたところで、3番手・今村を投入。その今村が、7番・中村をショートゴロに仕留め、なんとかピンチを脱した。

 9回は、中崎が3人でしっかり締めてゲームセット。6勝目を挙げたジョンソンは、8月25日に続きチームの連敗をストップさせた。敗れた東京ヤクルトは、終盤粘りをみせるも序盤のチャンスを活かせず5連敗。借金も今季ワーストを更新する39となった。