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U-18侍ジャパン清宮主将「世界一しかない」!前回大会のリベンジを誓う!

清宮「成長して世界一に」  野球のU―18ワールドカップに向け出発する(前列左から)履正社・安田、広陵・中村、早実・清宮ら高校日本代表=羽田空港【写真提供:共同通信社】


「第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(カナダ・サンダーベイ、現地9月1日~11日)に出場する侍ジャパンU-18代表が28日夕方、空路で現地へと出発。主将の清宮幸太郎(早稲田実)は「世界一しかない」とチーム一丸での大会初優勝を誓った。

今月22日のチーム集合からこの日で1週間。午前中に軽めの練習を行った後、羽田空港で報道陣の取材に応え、「ずっとみんなで練習してきたし、やれることはやってきた。向こうでの調整もありますけど、公式戦で成長して世界一になれればいい。明るくて雰囲気の良いチームなので、どんな状況、劣勢でも、みんなを盛り上げて乗り切っていきたい」と清宮。1年生で出場した2年前の前回会では、打率2割2分2厘で本塁打ゼロに終わり、チームも決勝でアメリカに1対2の惜敗を喫しただけに、「まったく打てなくて負けた。その悔しさは相当ある。今回チャンスがあるので取り返したい」とリベンジを強く誓った。

グループBの日本は、初戦でメキシコ(日本時間9月1日の午後10時30分試合開始)と戦った後、アメリカ、キューバ、オランダ、南アフリカとのオープニングラウンド、上位2チームずつで行われるスーパーラウンドを経て、日本時間11日午前6時から行われる決勝戦を目指す。

「選手の集大成。現地では選手を信じてやっていきたい。悲願の世界一を目一杯、狙っていきたいと思います」と小枝守監督。約13時間のフライトを経て、いよいよ決戦の地へ。強力打線を擁する若き侍ジャパンが、2年前の悔しさを知る首相とともに悲願の世界一へ向けて成長を続ける。