- プロ野球
2017.08.27 20:19
畠が7回1安打無失点の快投劇!読売巨人が完封リレーで勝率5割復帰!

4勝目を挙げ、笑顔でファンとタッチを交わす巨人・畠=東京ドーム【写真提供:共同通信社】
読売巨人が6対0で阪神を下し、1日で勝率5割復帰を果たした。
先発は、読売巨人が今季3勝1敗、防御率3.96のルーキー畠。対する阪神は同3勝4敗、防御率2.98の藤浪が今季初めて読売巨人打線に挑んだ。
自身2連勝中の畠は、自慢のストレートがこの日も絶好調。スライダー、カットボール、フォークなどの変化球も低めに決まり、初回を三者連続三振に仕留める最高の立ち上がり。その後も5回まで阪神打線をノーヒットに抑えてみせた。一方、今季、制球難に苦しんでいる藤浪は1回裏、2本のヒットで得点圏にランナーを許したが得点を与えず。その後も、150kmを超えるキレのあるストレートに、鋭い変化球を織り交ぜ、2回以降は相手にヒットを許さなかった。
どちらが先に点を奪うか、という緊迫した投手戦の中で迎えた7回裏。読売巨人は、死球と盗塁で1死2塁とチャンスを作ると6番・亀井がタイムリーツーベースを放ち1点をもぎ取る。その後も8番・小林のスクイズ、1番・陽の2点タイムリーなどで計6点のビッグイニングを作った。
畠は7回1安打無失点11奪三振でマウンドを降り、8回マシソン、9回カミネロの完封リレーで試合を締めた。4勝目を挙げた畠は「野手の方に先制点を取ってもらおうと、僕も粘って投げました」と笑顔を見せ、勝ち越しタイムリーの亀井は「いいところで打ててよかったです」と振り返った。
敗れた阪神は、先発の藤浪が6回1/3を3安打3失点と試合を作ったが、打線が2安打と振るわなかった。