楽天戦に先発し、７回１失点でリーグ単独トップの１３勝目を挙げたソフトバンク・東浜＝Ｋｏｂｏパーク宮城【写真提供:共同通信社】

福岡ソフトバンクの東浜が18日の東北楽天戦（Koboパーク宮城）で7回1失点の快投。首位攻防戦の初戦勝利に大きく貢献し、リーグ単独トップの13勝目を挙げた。

　初回に1死から連打を許して1、2塁とされたが、ウィーラーをカーブでタイミングを外してセンターフライ、続く銀次がシンカーで詰まらせてセカンドゴロに仕留めてピンチを脱出すると、「攻めの投球ができた」と2回からはテンポの良いピッチングで東北楽天打線を寄せ付けず、4回にアマダーにソロ本塁打を許したのみ。7回103球を投げて3安打1死球5奪三振での1失点。相手先発・岸との投げ合いも制し、両リーグ単独トップに立つ今季13勝目を挙げた。

　7月に3勝0敗、防御率1.33の好成績で自身初の月間MVPを受賞した東浜。これで8月も3戦3勝で大事な夏場で無傷の6連勝。チームが苦しい時こそ頼りになるのがエースたるもの。重要な首位攻防初戦のマウンドで、進境著しい大卒5年目右腕がエース然たるピッチングでチームを勝利に導いた。