- プロ野球
2017.08.18 23:31
ルーキー・酒居が9回2失点でプロ初勝利!千葉ロッテが連敗ストップ!

完投でプロ初勝利を挙げ、伊東監督(左)と握手するロッテ・酒居=京セラドーム【写真提供:共同通信社】
千葉ロッテが5対2でオリックスに勝利。ルーキー・酒居がプロ初勝利を挙げた。
オリックスは今季8勝6敗、防御率2.85のディクソン、千葉ロッテは今季12試合(先発2試合)で0勝-敗、防御率3.65の酒居が先発。スコアは初回から動き、1回表に千葉ロッテが1番の加藤がエラーで出塁すると、2番・荻野のタイムリーで1点、さらにこの日が28歳の誕生日だった鈴木にもタイムリーが生まれて2点を先制。2回裏にオリックスがマレーロの犠牲フライで1点を返したが、酒居が1点差を守ると、7回に田村のタイムリー内野安打、9回には中村の6号2ランでリードを広げた。
2回に1点を失った酒井は、3回に1安打、5回にエラーで走者を許したのみで、4回から8回まで無失点ピッチング。9回にT-岡田にソロアーチを被弾したが、9回を123球、4安打無四球2失点に抑えてプロ初勝利を完投で飾った。
オリックスは酒井の前に凡打を繰り返し、最終回にT-岡田に一発が出たものの焼け石に水。大した抵抗もないまま、ルーキーに初勝利を献上。先発のディクソンは援護に恵まれないだけでなく、拙い守備にも足を引っ張られる不運で7敗目。なかなか好投が勝利につながらない。新人の好投で、千葉ロッテの連敗が4でストップする一方で、オリックスは投打が噛み合わずに連敗は5に伸びた。