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陽同点3ラン&宇佐見サヨナラ2ラン!読売巨人が乱戦を制す!

10回、サヨナラ2ランを放ち、首脳陣に祝福される巨人・宇佐見(右から3人目)=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 4位・読売巨人が今季5度目のサヨナラ勝ち。3位・横浜DeNAを9対7で下し、ゲーム差を4に縮めた。

 先発は、読売巨人が今季10勝2敗、防御率2.40の田口。対する横浜DeNAは同4勝5敗、防御率3.86の石田で、若手のサウスポー対決に。先取点を奪ったのは横浜DeNA。1回表、ヒットと犠打で1死2塁と得点圏にランナーを進め、3番・筒香がバットを折りながらもセンターへタイムリーを放った。しかし4回裏、読売巨人は2番・マギーに第13号ソロと、ダブルプレー崩れの間に1点を奪い逆転に成功した。

 その後両先発が踏ん張り緊迫した投手戦となるが、6回から試合は激しく動き出す。まず横浜DeNAが6番・嶺井がタイムリー、続く7番・梶谷の第14号3ラン逆転すると、その裏、読売巨人は3番・坂本の第14号2ランで1点差に。直後の7回表、代打・G.後藤のタイムリーなどで再び3点差にするが、その裏の攻撃で1番・陽の第9号3ランが飛び出し振り出しとなった。

 中盤以降の乱打戦に終止符を打ったのは、途中から出場した読売巨人の2年目・宇佐見。延長10回裏、2死2塁の場面でサヨナラとなる1号2ランをライトスタンドへ叩き込んだ。プロ入り第1号がサヨナラアーチとなった宇佐見は「打った瞬間(フェンスを)越えたと思いました」と喜びを爆発させた。

 敗れた横浜DeNAは、打線が14安打7得点と爆発するも、リリーフの三上、砂田が手痛い一発を浴び逆転を許した。