BASEBALL GATE

プロ野球

大谷猛打賞&レアード100号&増井100セーブ!北海道日本ハムが6月23日以来の2連勝!

ロッテに勝利し、タッチを交わす日本ハム・大谷(右手前)=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


 主軸が活躍した北海道日本ハムが4対2で千葉ロッテに勝利。先発の有原が7回1失点の好投で6勝目。打線はクリーンアップが全打点を挙げた。

 初回から北海道日本ハムが千葉ロッテ先発のスタンリッジを攻略した。先頭の西川がヒットで出塁し、ワイルドピッチで2塁へ。松本の内野ゴロで1死3塁となり、3番の大谷が右中間を破るタイムリー2塁打で1点を先制した。3回まで有原の前に1安打だった千葉ロッテが4回に反撃。ヒットで出塁した荻野が内野ゴロと盗塁で3塁まで進み、ペーニャがセンターフェンス直撃のタイムリー2塁打で同点に追いついた。

 しかし、北海道日本ハムは4回裏、大谷のこの日2本目となるタイムリーで1点を勝ち越すと、続く5回には5番のレアードが「ひとつの目標だったので達成できたのは嬉しい」という、NPB通算100号となるソロ本塁打を放ち、6回には4番の中田の犠牲フライで着実に追加点。大谷は6回にもヒットを放ち、今季自身4度目の猛打賞。有原が今季6勝目(10敗)を挙げ、今季17セーブ目を挙げた増井が通算100セーブを達成。チームは6月23日以来の2連勝を飾った。

 千葉ロッテは9回にペーニャのソロ本塁打で1点を返したが、反撃もそこまで。1失点で今季17セーブ目を挙げた増井は「リリーフに転向して、まさか100ホールド、100セーブを達成できるとは思っていなかった」というNPB通算100セーブの節目の記録となった。千葉ロッテも4番のペーニャが2安打、5番の鈴木が3安打と活躍したが、3番の角中が4打席ノーヒットでブレーキとなり、6番から9番まで1安打のみと、打線につながりを欠いた。