- プロ野球
2017.08.09 23:25
福留&ロジャース!阪神が9回に再逆転勝利!

9回阪神1死三塁、ロジャースの犠飛で三走福留が勝ち越しの生還。捕手宇佐見=東京ドーム【写真提供:共同通信社】
土壇場で逆転した阪神が5対4で読売巨人に勝利した。
先発は、読売巨人が今季2勝1敗、防御率5.01のルーキー・畠。一方の阪神は、6月30日以来の青柳(同3勝3敗、防御率3.27)がマウンドへ。若い2人の投げ合いとなった試合で先制したのは阪神。1回表、2死2塁から4番・ロジャースがタイムリーで1点を加えた。3回裏には3番・福留がタイムリー2塁打で追加点を奪い、主導権を握った。
阪神の先発の青柳は、1回裏に先頭の陽をストレートの四球で歩かせるも、続く2番・マギーを併殺打に抑えると勢いに乗り、5回2安打無失点と安定した内容でマウンドを降りた。
早めの継投に入った阪神は、6回裏に2番手・桑原が4番・阿部に犠牲フライで1点を失うも、直後の7回表に5番・中谷のタイムリーで再びリードを3点差に。しかしその裏、3番手・岩崎が2死満塁のピンチを作り、マテオにスイッチするもマギーに走者一掃のタイムリー2塁打を打たれ、逆転を許してしまう。
流れは完全に読売巨人かと思われた9回表。阪神は、1死1塁の場面で福留がタイムリースリーベースを放ち同点に追いつくと、続くロジャースにも犠牲フライで再逆転。その裏、ドリスが3人で仕留めて接戦を制した。
この日3安打2打点と大活躍の福留は「詰まっていたんですけど、いいところに落ちてくれました」と、同点タイムリーの場面を振り返った。敗れた読売巨人は、終盤に粘りを見せるも守護神・カミネロが誤算だった。