- プロ野球
2017.08.03 23:01
バレンティン弾!東京ヤクルトが乱打戦を制す!読売巨人は連勝ストップ…

7回、勝ち越し2ランを放ち、雄たけびを上げるヤクルトのバレンティン=神宮【写真提供:共同通信社】
東京ヤクルトが7対5で読売巨人に勝利。両チーム2ケタ安打の乱打戦を制し、連敗を3でストップさせた。
この試合の先発は、東京ヤクルトが今季3勝5敗、防御率4.37の星。一方の読売巨人は、約1カ月ぶりの登板となる内海(同2勝5敗、防御率5.53)。先に流れを引き寄せたのは、打撃好調な読売巨人。1回表に1番・陽が今季初の先頭打者アーチで先制。続くマギーが四球を選ぶと、3番・坂本が、低めのストレートをレフトスタンドへ12号2ラン。さらに、2死1、2塁の場面で8番・小林がタイムリーを放って4点を先制。その裏、東京ヤクルトは4番・山田のタイムリーで1点を返したが、直後の2回表に読売巨人が陽の2打席連続となる6号ソロを放って、再びリードを4点に広げた。
このまま読売巨人ペースで試合が進むかに思われた4回裏。1死1、3塁から7番・大引のタイムリー、8番・中村の犠牲フライで2点を返すと、流れは東京ヤクルトに。6回裏には、読売巨人の2番手・桜井を攻め、再び大引と中村が連続で打点を挙げ、ついに同点。そして迎えた7回裏、この回からマウンドに上がった西村から3番・バレンティンが、今季22号2ランを放って試合を決めた。
東京ヤクルトは、先発の星が4回を6安打5失点で降板したが、打線が13安打で7得点を奪って逆転勝ち。勝ち投手は7回、8回を三者凡退で抑えた石山。9回を締めたルーキは今季初セーブとなった。一方の読売巨人は、先発の内海が5回を8安打ながら3点と粘って勝ち投手の権利を持ったままマウンドに降りたが、継投が裏目に出て連勝が5でストップした。